カブトガニ
大潟湾の干潟にいた、しかも我が家の前にである。はじめて見たのは私がまだ小学校に入る前だった。この不思議な生き物を見た瞬間幼い私なりにこれは古代からの生き物に違いないと本能的に感じた、たぶん、人類よりももっと早い時代に地球に現れた生き物にちがいないと幼年ながら私は感じたのであった。
人類より古いカブトガニ
人類の祖先が地球にあらわれたのは450万年前、カブトガニは2億年前に現在の形になって生存していたというからその起源は比較にならない。つまりカブトガニは化石と同じ形を維持している奇跡的な存在の生き物なのである。
カブちゃん
「カブちゃん」は「生きている化石」といわれるカブトガニのイメージキャラクターとして誕生し、四国カブトガニを守る会の所属で、西条市立東予郷土館で暮らしている。 西条市の東予地区海岸一体は、かつて「カブトガニ天国」と呼ばれるほどカブトガニが生息し、昭和24年にカブトガニの繁殖地として県の天然記念物に指定されている。 カブちゃんは、自然環境を保護するため、一生懸命PR活動をしていて、保育園や幼稚園を訪問したり、イベントに参加したりと大忙し、とにかく元気で、こども達と遊ぶことが大好きです。