うなぎ釣り
子供のころ、うなぎ釣りをしたことがある。それも自宅の前の大潟湾の防波堤でである。ここの海底にはゴカイが住んでいたので昼間はチヌが寄ってくる、夜はうなぎが寄ってくるというぐあいで実は自宅の前は絶好の釣りポイントになっていたらしいのである。
この話は60年前のことなので現在はどうかわからない、現在は私は大潟ではなく松山に住んでいるので確かめようがない。
釣ったうなぎの処置
それこそ60年の昔、私が釣ったうなぎを母が上手に開いてカバヤキにしてくれた。大きなウナギを家族3人で食べたら満腹になり、「もういらん、明日は釣られんぜ」と母が言ったのを覚えている。
うなぎの夜釣り
うなぎの夜釣りそのものは難しくはない、要はうなぎが足下の海底にいるのを推察できるかどうかなのである。このためには、釣り名人の挙動を観察する必要がある。私は近所のおじいさんが毎夕うなぎを釣っていたのを観察して学んだのであった。