村相撲
大潟村では昔から妙見神社の村相撲が有名だった。江戸時代後期より、村では北前船の海運が栄えていたのがその背景にあったと思われる。
矢剣神社でも奉納子供相撲が行われ地区の子供たちでにぎわいがあった。
大潟村の妙見神社誕生について(推察)
江戸時代後期、大潟村に北前船という壮大な海運事業に乗り出す者が現れた。その事業創始者が安全航海を祈願するため、あらかじめ大潟村民全員の承認を得た上で、村の小高い丘に妙見神社を建立したいと奉行に申し出たのであった。奉行は村民の熱意に感動しこれを許可した。
備考:妙見大菩薩は北斗星の神であり、安全航海の神として古来より日本各地で信仰されていることを奉行も知っていたのであろう。