ふるさと我は海の子海線路は続くよ小さな木の実戻る
1 我は海の子白浪(しらなみ)の さわぐいそべの松原(まつばら)に 煙(けむり)たなびくとまやこそ 我がなつかしき住家(すみか)なれ
2 生まれてしほに浴(ゆあみ)して 浪(なみ)を子守の歌と聞き 千里(せんり)寄せくる海の気(き)を 吸ひてわらべとなりにけり
3 高く鼻つくいその香に 不断(ふだん)の花の香りあり なぎさの松に吹く風を いみじき樂(がく)と我は聞(き)く
地上に生きる者の
最上のしあわせは、
ただ自分らしく生きること。
ゲーテ
◇ 編集 自然観察くらぶ ◇