いなかの四季村の鍛冶屋ひばり里ごころ秋のあわれ戻る
笛や 太鼓(たいこ)に さそわれて 山の祭に 来て見たが 日暮(ひぐれ)は いやいや 里恋し 吹風吹きゃ 木の葉の 音ばかり 母さま恋しと 泣いたけど どうでもねんねよ おとまりよ しくしくお背戸(おせど)に 出て見れば 空には寒い あかね雲 雁(かり) 雁 棹(さお)になれ さきになれ お迎い(おむかい)たのむと 言うておくれ
◇ 編集 自然観察くらぶ ◇