いなかの四季村の鍛冶屋ひばり里ごころ秋のあわれ戻る
更け渡る秋の夜 庭に鳴く虫の音 萩原(はぎわら)の伏庵(ふせいお) さらぬだに此の身(このみ)は 旧にし(ふりにし)世忍ぶに 淋しさは身に染む(しむ) 淋しさよ伏庵 淋しやな秋の夜
更け渡る秋の夜 峰に鳴く鹿の音(ね) 山陰(やまかげ)の伏庵 さらぬだに此の身(このみ)は 過ぎにし世忍ぶに 悲しさは身に染む(しむ) 悲しさよ伏庵 悲しやな秋の夜
◇ 編集 自然観察くらぶ ◇