はじめに
私たちは、平成27年4月13日から16日までの「飛んでクルーズ、沖縄Cコース(松山から飛行機で沖縄へ、そして、沖縄の那覇港から八重山諸島へのにっぽん丸クルージング)」というツアーに参加した。 これはそのときの記録である。
ところで、人は何故旅をしたがるのであろうか、私はその答えは人類の歴史の中にあると考えている。むかしむかし、地球が氷河期を迎え、マンモス等が死に絶えるころになると、陸上での狩りが次第に困難となり、人類は獲物を求めて南下しながら(つまり、生きてゆくために死に物狂いで厳しい旅をせざるをえなかったが、行く先々の浜辺で偶然あさり等の貝を発見したり、見知らぬ岩場で苦労して魚を捕らえたりして、その度に思いがけず心底から感動していたはずである。)が、それだけでは生活できないので浜辺の近くの畑で、生きてゆくために必要な野菜や米を作るようになり、祖先たちはそれぞれの(現在のふるさと)近辺に定住したのではないかと思われる。
見知らぬ場所にはじめて訪れたときや、懐かしいふるさとに戻ってきたときに体内の遺伝子が感動するのはそのためではないだろうか。
↓の写真は、西表島の傍にある由布島の波静かな海岸で撮影したもの、この浜辺は大潟湾の三本松の干潟に似ていた。
去年の五月、私たちはにっぽん丸で5泊6日をかけて小笠原諸島にクルージングした経験がある。そのときの感動が忘れられず、機会があればもう一度にっぽん丸に乗ってクルージングしてみたいと思っていたところ、おりよく新聞広告で今回の旅行プログラムがあるのを知ったので参加することにしたのであった。
4月13日、松山空港発10時50分
まだ沖縄には行ったこともない私たち、まずは、はじめて沖縄へ行く ボーイング-737に乗ったのであった。
沖縄上空にさしかかる、天気はあいにくの雨模様だった。
那覇空港に着陸、着陸は10分遅れで12時50分だったように思う。
レストランにて、沖縄蕎麦を食べた
那覇空港内には大きな水族館風の水槽があり熱帯魚類が泳いでいた
空港内には本日のにっぽん丸に乗る旅行客が大勢いるようだった。そして全員日本丸さしむけの専用バスにて船にむかう
出航17時、岸壁で、予約していたらしいミュージシャンの見送り有
◆日本の西端にある島々とは
今回のにっぽん丸クルージングの出発点は沖縄本島の那覇港であり、行き先は那覇から400km南西方向にある(日本の西端にある)西表島と与那国島である。
◆地図を拡大してみると
最西端の与那国島は台湾までの距離が約100kmというから驚きである。こういう事実を知らない日本人が多いのではないだろうか?