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 北の脇海水浴場

 北の脇海水浴場(通称:北の脇)のことは今でも時々夢を見るくらい懐かしい浜である。小学生のころは毎年遠足や臨海学習に行った想い出がある。砂浜の後ろには防風林としての松林があり、砂浜は南北2kmくらいもある雄大な海岸である。海を見渡すとはるか彼方には伊島がうっすらと霞んで見えている。南には大潟に続いている小高い高崎山があって下の方は岩礁になっている。さらに南遠方を望むと蒲生田岬が見えている。

 毎年7月一日に北の脇海水浴場開きがあって浜辺は急ににぎやかになる。特に夏休みに入ると県内から子供連れの大勢の人々が押し寄せてくる。

 波の音、松の香り、砂の感触、忘れられないその全てが束になって今でも夢に出てくる北の脇は私にとって永遠にたいせつな場所である。