最近では校内に立派なプールができて臨海学習は行われていないようだが、私が子供のころには北の脇海岸で行われていた。7月の1日が北の脇海岸の海開きの日でそれに合わせて行われていたのであった。単なる水泳だけではなく、宝さがしという行事もあったりしてそれは鮮やかな想い出として残っている。
戦後まもない昭和20年代は食糧難で日本人は一様に質素な食事を余儀なくされていた。そんな中で子供の遠足や臨海学習の時だけはお母ちゃんがお米のおにぎりを持たせてくれたのだった。それはそれは美味しいおむすびであった。