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ステップ4

1.迷子の宇宙船1号を発見

太郎「地球を出発して3か月、火星がだんだん近づいてきたぞ」

次郎「地球があんなに小さな星に見えてなんだか切ないなあ、僕たちはほんとうに帰ることができるんだろうか」

メーテル「さあみんな、しっかりして、ジュピターは、あと少しで火星の周囲をまわる衛星軌道に入ります」

太郎「おや、あれはもしかして宇宙船1号じゃないか?」

次郎「どこ?」

メーテル「右上の方向よ、間違いなく1号です、火星の衛星になって回っているんです」

太郎「宇宙船1号、応答願います、こちらは2号、助けに来ました」

しかし無線は壊れているのかやはり応答はない。と、そのとき、1号の窓から弱々しい光が点滅、SOSの合図だ。

次郎「やった、生きているぞ、兄ちゃん地球に連絡だ、ぼくは窓から1号に合図を送るよ」

メーテル「ジュピターは自動的に1号に接近しランデブー状態になりました」

太郎「あっ窓のむこうから手をふっている、ふたりとも無事のようだ、ヒューストンにメールと画像を送ったよ」

2.1号の乗組員2名の救出にむかう・・・ところが、

次郎「ジュピターの火星着陸船に乗って1号にドッキングしよう、その訓練は何回もやってきたので自信があるんだ」

太郎「よし、二人で行こう、メーテル留守番をたのむ」

・・・・・・・・二人は着陸船に乗って1号に向かったのであった。ところが・・・・・・・

3.またもやギャオスがあらわれて邪魔をする

ギャオス「いひひひひ、このまえはひどいめに合わせてくれたな、こんどこそ息の根を止めてやるぜ」

太郎「ギャオスの戦闘機だ、こちらに向かってくるぞ」

次郎「この着陸船にはバリアはない、ミサイル攻撃を受けたらひとたまりもないぞ、どうする兄ちゃん」

太郎「今からジュピターに引き返してもまにあわない、困ったな、それにしても攻撃してこないのはなぜだ?」

ギャオス「お前たちを捕虜(ほりょ)にする、そして、その着陸船とジュピターも一緒にごっそりいただく算段なのさ」

・・・・・あわれ、着陸船はまるで昆虫のようにギャオスのあみをかぶせられてとらわれてしまった・・・・・・

4.ここはギャオスの船内

・・・・・そして、ギャオスの親分の前に連れて行かれたのだった・・・・・・

ギャオスの親分「よくきたな、さあどのように料理してやろうか、おまえたちののぞみをいってみろ」

ギャオスの親分「なんで黙っているんだ、ええいめんどうだ怪獣ギタギタのえさにしてしまえ」

5.怪獣ギタギタの檻(おり)にほうりこまれる

・・・・・すると、地球ではみたこともない肉食恐竜がヨダレをたらしてそこにいた・・・・・・

ギタギタ「ガオ~~~、うまそうなやつらだな、久しぶりに丸呑みにしてやるぞ」

・・・・・そしてあっというまに二人はギタギタのいぶくろの中にのみこまれてしまったのだった・・・・・・

次郎「兄ちゃん、こわいよ、これからどうなるんだろう」

太郎「あわてるな、二人で考えるんだ、きっと何かいいアイデアがうかぶさ」

次郎「あっなんだか下の方から液体がにじみでてきたよ、うわあくせえ」

太郎「たいへんだ、あれは恐竜の胃液だ、あれに触れるととけてしまうぞ」

次郎「兄ちゃん、入り口の方ににげよう、それにしてもこの食道は水平になっているようだが」

太郎「宇宙ではほんらい水平も垂直もない、無重力状態のはずなんだけど、このギャオスの宇宙船では地球上と同じような引力発生装置をそなえているらしい、こんな高度な設備があるのにいったいなぜ悪いことばかりするんだろう?」

太郎「いま水平になっているのは恐竜がまんぷくしてねころがっているからにちがいない」

次郎「そうだいまのうちに恐竜のはなのあなから逃げ出そう」

・・・・・・・恐竜ギタギタは予想通りグーグーといびきをかいてねていた・・・・・・・

太郎「やった、逃げ出したぞ、檻(おり)のすきまから脱出しよう」

・・・・・・・二人はそろりそろりとギタギタのうしろをとおってろうかに逃げ出したのだった・・・・・・

6.ギャオスのコンピュータが5分後に止まるようにタイマーをしかける

次郎「ここは武器倉庫らしいな、ピストル型の光線銃があるのでこれを借りていこう」

太郎「こちらはミサイル格納庫だ、不気味なドクロマークの戦闘機も100機ほどならんでいるぞ」

次郎「あっ、あれはおれたちの着陸船だ、ハッチもあいているし、ゲートもあいている、逃げるならいまだ」

太郎「まて、そのまえにギャオスのコンピュータが自動停止するようにコンピュータ室のタイマーをセットしておくのだ」

次郎「なぜ?」

太郎「ギャオスの設備はコンピュータで制御されている、だから5分後に止まるようにセットしておくのだ」

・・・・・・・・・二人はコンピュータ室を探すことにした・・・・・・・・・

・・・・・・・・・なかなか探せなかったが2時間後にやっと見つけた・・・・・・

太郎「セット完了、僕たちは4分40秒後に着陸船にむかって走るんだ」

・・・・・・・・ふたりはろうかの片隅で息をひそめた・・・・・・・

 

7.ギャオス宇宙船からの脱出

・・・・・・・・

太郎「あと20秒だ、さあ次郎いくぞ、全力で走るんだ」

・・・・・すると、船内の警報が一斉になりだした。かくしカメラが二人をとらえたのだ・・・・・

ギャオスの親分「ばかなやつらだ、ロボット軍団よ、やつらをにがすな、見つけしだい撃ち殺すんだ」

・・・・・そして、なんと着陸船の10メートルてまえで太郎が転んで足を痛めてしまった・・・・・

ロボット軍団「やつらを発見、着陸船にむかっています、ひとりが転んでもう一人がかけよって介抱しています」

ギャオスの親分「はやく殺せ、なにをもたもたしているんだ」

次郎「兄ちゃん、おれの肩につかまれ、あと少しだ」

太郎「次郎、おれをおいていけ、ひとりで逃げるんだ」

次郎「いやだ、死ぬときは一緒だ」

・・・・・・ロボット軍団がせまってきた・・・・・・

次郎「着陸船のはしごだ、兄ちゃんのぼれるか」

太郎「うん、なんとか両手と右足だけでのぼれるよ」

次郎「さあ兄ちゃん、さきに登って、ぼくはここで軍団をくいとめながらあとからのぼるから」

ギャオスの親分「くそ、まだ殺せないのか、なにをしているんだ」

ロボット軍団「宇宙兄弟の美しい兄弟愛をみたらロボットでも涙が流れて二人を殺せません」

・・・・・・・・この高度なロボットはギャオスが地球の情報を盗み出して作られたものだった・・・・・・・

ギャオスの親分「ばっかもん、おまえらは後で死刑にしてやるぞ、さあはやく撃ち殺せ、殺すんだ」

ロボット軍団「着陸船に二人とも乗り込みました」

ギャオスの親分「コンピュータよ、ゲートを閉めろ、にがすな」

太郎「着陸船発進」どこからか宇宙戦艦ヤマトのBGMが聞こえてくるようだ。

次郎「ゲートが半分閉まってあいたままになったよ」

太郎「しめた、敵のコンピュータが停止したのだ」

次郎「ギャオスの宇宙船から脱出しました」

ギャオスの親分「くそ、追え、戦闘機でやっつけろ、ミサイルでジュピターも粉砕するんだ、早くしろ」

ロボット軍団「コンピュータがとまったのでこの宇宙船の全ての機能が停止してしまいました」

ロボット軍団「親分、おれたちはまちがっていました、地球の人間が正しいことがわかりました」

ギャオスの親分「ばかやろう、なにをたわごとをいってるんだ」

ロボット軍団「もうあんたのいうことは聞きません、地球の正義を守るため、ここのミサイルを自爆させます」

ギャオスの親分「ばか、ばか、ばか、なんてこった、ぐわ~~~~~~・・・・」

・・・・・・・かくて、愛に目覚めたロボット軍団によってギャオスの宇宙船は親分もろとも消滅したのだった・・・・

次郎「いったいどうしたんだろう、ギャオスの宇宙船が爆発して消えてしまったよ」

太郎「さあ、それよりなにより、任務のすいこうだ、宇宙船1号の乗員救出にむかおう」

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