自然観察くらぶに戻る

26/07/28、もう一度行ってみたい小笠原諸島

 小笠原から松山にもどり一ヶ月あまり過ぎたが、日を追うごとに小笠原での体験が昨日のことのように懐かしく思い出される。松尾芭蕉が晩年に旅をして奥の細道を残したように、私もそのまねごとをしたくなって、芭蕉のように名文はかけないもののここにつたない記録を残しておきたいと思う。

1.世界遺産、小笠原諸島への旅について、その印象

 圧倒的な景観だけでなく、世界遺産として他に類を見ない、地形地質、生態系、生物の多様性があるのを知った。その全てを理解できた訳ではないが、一見は百聞にしかずだ、実際に1000kmの海を船で渡り島を歩いてみてその一端を肌で直に感じとることができた。

2.思い出に残るにっぽん丸クルージング

 最初で最後かもしれない豪華客船での二人の旅は、まことに優雅でのんびりとした日々を過ごすことができた。冥途のみやげといえば大げさかもしれないが、そのようなものといっても過言ではないと思われる。

3.未来に向けて

 最近、高齢者の痴ほう問題や、終末治療などの話題が気になる年代になった。そのような問題に立ち向かい、最後まで二本足で歩き、悠然と過ごすには「やっぱり、旅をするのが良い」と私は思う。なぜなら一ヶ月も過ぎたのに寝ても覚めても「小笠原」の本を読み、「にっぽん丸」から送られてくる次なる旅行計画に本気で意欲を燃やし、こうしてホームページも更新しているのだから、おそらく心配することは無いだろう。来年にはなんとしても小笠原の南島に行きたいと本気で考えている。

 

このページの最上段に戻る