不意なる巣立ち
2021.05.05
呆然たり 不意に巣立ちの カラスの子   光彦

■令和三年 五月五日 午前8時 雨が降っていたその時、隣のカラスの巣で思いがけないできごとが起きたのを目撃した。 二羽の親ガラスが帰宅したが、なぜか親は直後に巣を離れた、と、それにつられたかのように二羽の子供がバラバラと巣を離れたのであった。しかし、親はそれに気づかず既に飛び去ってしまっており、子供らはといえばこの世で初めての隣の木の枝や樹下に降り立ちただ呆然とする羽目になってしまったのである。

さて、これから先はどうなるのであろうか?

その後、午前9時五分、親が巣に戻ってきたものの数羽の子の姿はなかった。かろうじて、肥立ちの悪い子が一羽巣の隅に残っていたらしいが、遠方なのでこちらからはその様子を伺い知ることはできなかった。

2021.05.05 08:34 | 固定リンク | 未分類

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