プロダクトキーは何処に記憶されているのでしょうか?

自作PCマニアならプロダクトキーの必要性は誰もが知っているだろう。そう、新しい自作パソコンに新しいOS(例えばWindows10Home)をインストールする場合に、Windowsライセンス認証を得るために必要だよね。

しかし、OSのインストール手順から見ていて、入力したプロダクトキーはいったいどこへ書き込まれるのでしょうか?

なに、決まってるじゃないか、それはOSのインストール先のデバイス(例えばSSD)だろう。

ちょっと待ってください!!

OSをクリーンインストールするときは、インストール先のデバイスをフォーマット(全ての内容を消してしまう)しますよね、ところがプロダクトキーはその前に入力しているのですよ。

若しもSSDに書き込んでいたとしたら消えてしまうはずなんです。

しかも、ベテランなら最初にインターネット接続せずにプロダクトキーを入力しますから、その時点ではパソコンのどこかに書き込まれてはいるが、ネットからmicrosoftサーバーにはまだ送られていません。

ここからは推測ですが、WindowwsOSの、ライセンス認証は、後でインターネットに接続された時点で、新しいプロダクトキーと、新しいマザーボードのシリアルナンバーの組み合わせ条件(世界でただ一つという条件)で成立すると思われます。

とするならば、プロダクトキーは若しかしたら、OSインストール先のSSDやハードディスクではなく、マザーボードのどこかに書き込まれているのではないでしょうか(これはあくまで推定ですが)。そう、シリアルナンバーが書き込まれている部分にです。

稼働中のパソコンのプロダクトキーはブラウザからは見えないように工夫されていると思います。ブラウザのソースから解析できるようでは困るからです。そこで、ブラウザから見えない場所といえば、例えば、マザーボードの内部ということになるのです。そうすれば、Windows10を再セットアップするときにプロダクトキーの入力は不要という現実とも合致しますね。