くまぜみーⅡ
2020.08.21
■8月20日を過ぎてからくまぜみの蝉しぐれが急に遠のき始めた。これは例年通りの自然現象ではあるが、そうなると少し寂しく、急減しながらも残り少ない数匹が健気に鳴いているのを見ると愛おしくさえ感ずるものなのである。

ところで、早朝の散歩道で、落下して仰向けになっている蝉を随所で見かけるが、触ってみるとまだ生きているものもいる、がしかしもはや飛ぶ力もなくじっとしているのである、その心理はいかなるものかはかりしれないが、使命は果たしたという満足感に浸りつつ永眠しようとしているように思えるのである。

地に落ちても 悔いはない 朝の蝉    光彦
2020.08.21 15:57 | 固定リンク | 未分類

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