石鎚山の試し鎖


山歩きといえば石鎚山にも何回か行った、その記憶の中でも印象深いのは「試しの鎖」である、これは後から考えると本場の一の鎖よりも難度の高い鎖だった。昇りは何とか登れたが、下りは恐怖心が先に起きて、行動する前に下をのぞいて思わずう~~~んと唸ってしまったくらいである。

ここで思い出すのは前にも話したが、独りの幼女が泣きべそをかきながら下を見下ろしていたことである。聞けば家族で鎖を登ってきたが、その父親はさっさと先に降りて行ったしまったというではないか、何と無責任な父親だ!私はその幼女を放置できず片腕に幼女を抱きかかえながら、そろりそろりと慎重に絶壁の鎖を降りたのであった。

何分かかったか分からないが、やっとのことで無事に幼女を下に下ろし、しばらく休んでいたら何と、幼女の父親らしい男が戻ってきて、幼女に向かい「何しよんな遅いぞ!」と言い放ったではないか、私はあきれたというより「子供をあんな危険なところに置きっぱなしにして何しょんなとは何だ!」と怒鳴りつけてやりたかったがそこはぐっと抑えて彼を睨みつけてやっただけだった。

結局、その父親は、我が子が危険な状況になっていたのも知らず、助けた私にも気づかずのうのうとしていたのであった。なんと、世の中にはこんな人間もいるのかと私はさすがに腹が立ちました。
2022.08.22 11:00 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 未分類
山小屋の思い出
20年以上前に愛媛新聞社主催の「楽しい山歩き」という催しに参加した時のこと
新居浜市にある銅山峰という山麓をみんなと一緒に歩いた、そこで珍しい高山植物
ツガザクラに初めて出会い、その可憐さにまず感動したのであった。



その日は山小屋「銅山峰ヒュッテ」に1泊したが、山小屋に泊まった経験は後にも先にもなかったことなので今でもよく覚えている。

真夜中に小屋の外の景色を見に行ったら、満天の星空、それは街中では見たことのない星空であった。まず第一に星がまたたいていない、無数の星が無言で張り付いて光っているのだった。

銅山峰ヒュッテは現在も営業しているようだ。

標高約1,100mにあり、赤石山系を登山するには便利な山小屋です。

基本情報
所在地 〒792-0846 愛媛県新居浜市立川山(角石原)
問合せ先 銅山峰ヒュッテ
〒792-0846 愛媛県新居浜市立川山(角石原)
営業期間 営業
通年。ただし予約が必要。
アクセス ・新居浜駅から車で40分東平(東平記念館駐車場)下車
・東平から徒歩で60分
・新居浜ICから車で40分東平(東平記念館駐車場)下車
・東平から徒歩で60分
料金 ・5000 円 要問合せ
2022.08.22 08:42 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 未分類
蒸気機関車


橘駅の話が出たらやっぱり懐かしい蒸気機関車のことに触れずにはいられない。
実は高校1年生から3年生まで毎日橘駅から徳島駅の間をSLに乗って往復(通学)していたのである。
そして、高校を卒業した後、牟岐線のSL列車は国鉄の近代化により廃止され気動車(ジーゼル列車)になっていったのであった。だから、あの3年間の通学は宝物のような最後の蒸気機関車と共に過ごした3年間だったのである。

今でも時折夢に見るあの「ポ~~~~オッ!!」という懐かしい懐かしい汽笛を私は一生忘れないだろう。
2022.08.21 18:06 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 未分類
阿波橘(たちばな)駅


旧大潟分校から西へやく2kmの所にJR四国、牟岐線、のローカル駅がある。
それがいわゆる阿波橘(たちばな)駅である。

子供のころ、牟岐線には懐かしいSL旅客車両が走っていた。
小学3年生の時に橘駅に蒸気機関車を見学に行ったことがある。
ずいぶん巨大な頼もしい機関車だと感動したものだ。
機関士と助手の二人が運転していた。
機関士が私たちに何か説明してくれたような気がするが覚えていない。
巨大な動輪と「プシュープシュー」と上記の一部をそのあたりに出している機関車に見とれて人間の声は耳に入らなかったのだった。
2022.08.21 17:44 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 未分類
鯵(あじ)釣りの思い出


小学校低学年だった私は夏休みの夕方になると弟を連れてあげば(漁船の魚を荷揚げする岸壁)にいって小あじ釣りに熱中していた。釣り上げた鯵はキラキラと七色に輝いていたのだった。

今になって当時を振り返ってみると、戦後の私たち子供はたくましかった。遊び道具は自分たちで作っていたのである。

懐かしい大潟分校に私が入学したのは昭和25年4月だった。アメリカの援助による脱脂粉乳の暖かいミルクは美味しかった。(平成8年4月大潟分校は廃止された)

大潟分校とは

大潟分校(おおがたぶんこう)は、かつて阿南市大潟町にあった分校である。1~3年生が通い、全校児童は29人(平成7年度)。

所在地
〒774-0022 徳島県阿南市大潟町
通学区域
阿南市大潟町
最寄駅
四国旅客鉄道(JR四国)牟岐線阿波橘駅
2022.08.21 17:02 | pmlink.png 固定リンク | folder.png つぶやき

- CafeLog -