自然観察くらぶに戻る

 

2015/10/08、松山総合公園にて

~今回の目的であった展望広場から瀬戸内海を眺めました~

今回は2015年度後半の初回の集いでありました。いつものメンバー6名に新人1名を加えて計7名で出発しました。

1.天候

晴れのち曇り、気温27度くらい、日向は暑いが日陰は涼しく風が爽やかな感じ

2.観察

公園入口から頂上の展望広場へと歩く途中で樹木や生物の観察を行った。

(1)樹木

この公園には多種類の樹木が植栽されていた。春にはソメイヨシノを中心に、オオシマザクラ、ヤマザクラが咲き誇る。夏には薔薇、紫陽花、クチナシなど、秋にはカエデ類の紅葉、冬には椿類が楽しめるようになっていた。他に、天然の松、ウバメガシ、エノキ等も見られた。

・蟻の道、桜の木の幹に見られた。(はじめて知りました、感動しました)

(2)生物

・コガネグモ(メスが巣の中心にいて、オスは周辺にいるんだそうです。)

・カタツムリ(普段の公園散歩ではその存在さえ気付きませんでした)

・シャクトリムシ(盛んに葉っぱを食べていました)

・イモムシ(※アオスジアゲハの幼虫だったそうです、Hさんから後日教わりました)

・ルリタテハ(発見するも撮り損ねたのでネットから拝借)

・ルリタテハの特徴

成虫の前翅長は、25-45 mm。 濃い黒褐色の翅の表面に「瑠璃」の和名通りの鮮やかな水色の帯模様が入るのが特徴である。

成虫は、暖地では年に 2-3回(6-7月、8月、10月)、寒冷地では年に 1回(8-9月)の発生となる。冬も成虫で越冬し、早春にはキタテハやアカタテハなどと共にいち早く飛び始める。

・幼虫

サルトリイバラや、ユリ類を食草として成長する。

・成虫

力強く羽ばたいて機敏に飛ぶ。翅を閉じて止まっている時は翅の裏が保護色になるので見つけにくいが、翅を開くと翅の表側の黒と水色がよく目立つ。

3.今回の感想

 秋さなかで天気も良かったので気持ちよく観察できました。2時間という短時間ではありましたが、こんなところにこんな自然があったんだといつもながらの感動の連続でした。個人的には市駅でのバス乗り場をいつもは事前に調べていたのに今回はさぼっていたら案の定わからなくてもうちょっとでバスに乗り遅れるところでした。次回はよく調べておきます。それではまた次回10月22日を楽しみにしています。