くまぜみーⅡ
2020.08.21
■8月20日を過ぎてからくまぜみの蝉しぐれが急に遠のき始めた。これは例年通りの自然現象ではあるが、そうなると少し寂しく、急減しながらも残り少ない数匹が健気に鳴いているのを見ると愛おしくさえ感ずるものなのである。

ところで、早朝の散歩道で、落下して仰向けになっている蝉を随所で見かけるが、触ってみるとまだ生きているものもいる、がしかしもはや飛ぶ力もなくじっとしているのである、その心理はいかなるものかはかりしれないが、使命は果たしたという満足感に浸りつつ永眠しようとしているように思えるのである。

地に落ちても 悔いはない 朝の蝉    光彦
2020.08.21 15:57 | 固定リンク | 未分類
明けの明星ーⅢ
2020.08.20
ときめいて 明けの明星 独り占め     光彦

■このところ、金星のご来光を見るのを楽しみにしている。東の部屋から見ると北東にある清水小学校の校舎の上に出てくるのであるが、真夜中なので待つのは一苦労である、とはいうものの、注意して見ると1日ごとに前日より約1分遅れて出てくるのでその予想がこれまた楽しいのである。ちなみに、

2020年8月18日は、午前2時42分。
2020年8月19日は、午前2時43分。
2020年8月20日は、午前2時44分。
2020年8月21日は、午前2時45分。
2020年8月22日は、※曇天のため観測できず
2020年8月23日も、※曇天のため観測できず

※曇天のため観測できずの件

18日から21日までは優勢な高気圧に覆われほとんど雲がなかったので観測できたが、そのような偶然は奇跡のようなもので今後はおそらく観測不能な曇天が通常になると推察される。
2020.08.20 10:45 | 固定リンク | つぶやき
頑張るくまぜみ
2020.08.19
■私の記憶では「くまぜみは盆明けにはほとんどいなくなる」はずだった。しかし、今年は確かに下火にはなったが、あちらこちらで元気に鳴いているのだ。一方、例年通りツクツクホウシも出始めており双方が合唱している場所もうかがえる。

古寺や 息ふき返す 蝉しぐれ    光彦
2020.08.19 09:53 | 固定リンク | 未分類
金星と月の天体ショー
2020.08.18


金星と月 寄り添いて 静かなり     光彦


■2020年8月16日、明けの明星と月が寄り添う姿を見せてくれました。
2020.08.18 19:35 | 固定リンク | 未分類
旱(ひでり)
2020.08.15
老婆二人 相槌を打つ 旱かな   光彦

■屋外の風通しの良い路地に茣蓙を敷いて二人の老婆が座り込み涼んでいる様子である。
2020.08.15 16:54 | 固定リンク | 未分類
旱星(ひでりぼし)
2020.08.15
■旱星(ひでりぼし)とは

炎天続きの夜にひでりを象徴するような星。火星やアンタレスなどの赤い星をいう


赤石駅の トンネル出れば 旱星   光彦 
2020.08.15 16:12 | 固定リンク | 未分類
あぶらぜみの生き方
2020.08.14
密かに鳴いて あぶらぜみ この世去る   光彦
2020.08.14 18:45 | 固定リンク | 未分類
明けの明星ーⅡ
2020.08.14
■2020年8月14日、今日は午前2時45分に昨夜と同じ場所(清水小学校の上)に出てきました。快晴であったので順調に観測できました。

紀伊水道 明けの明星 浮かべけり    光彦     
2020.08.14 10:16 | 固定リンク | 新しい季語
明けの明星
2020.08.13
雲間縫い 明けの明星 あらわるる    光彦

■2020年8月13日、午前2時過ぎ、東の空に颯爽と現れました。8月16日には三日月と明けの明星が近接して見えるとのこと、楽しみにしています。 
2020.08.13 10:41 | 固定リンク | 未分類
朝焼けーⅡ
2020.08.12


カメンライダー 出そうな 朝焼け    光彦
2020.08.12 18:46 | 固定リンク | 新しい季語

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