くまぜみ
2020.08.10
古寺や くまぜみの声 遠ざかる 光彦
■くまぜみの声は聞こえるもののあぶらぜみに比べて存在感が感じられずその勢力が弱まってきました。私の体験では、お盆を過ぎるころにはくまぜみはいなくなり、つくつく法師の声が聞こえるようになります。
■くまぜみの声は聞こえるもののあぶらぜみに比べて存在感が感じられずその勢力が弱まってきました。私の体験では、お盆を過ぎるころにはくまぜみはいなくなり、つくつく法師の声が聞こえるようになります。
ラジオ体操
2020.08.07
ラジオ体操 セキレイの子の 親は来ず 光彦
広大な芝生の公園では夏休みの子供たちのラジオ体操が行われていた。この公園にはもともとハクセキレイの親子が来ていて子育てが行われていたのだが、子供の自立心は旺盛で、だんだんと親から離れて餌を探すようになっていたのであった。そして、ついにある日親は姿を見せなくなったのである。
広大な芝生の公園では夏休みの子供たちのラジオ体操が行われていた。この公園にはもともとハクセキレイの親子が来ていて子育てが行われていたのだが、子供の自立心は旺盛で、だんだんと親から離れて餌を探すようになっていたのであった。そして、ついにある日親は姿を見せなくなったのである。
新たなる蝉の誕生
2020.08.02
常識に 一石投じる 蝉生まる 光彦
■松山のくまぜみは早朝から午前11時ころまで鳴いて午後は鳴かないというのが普通のようだが、
それがどうだ、今夕、一匹のくまぜみだけが、午後五時に高らかに、意気揚々と鳴き始めたのである。
これは明らかに新しい挑戦である。偶然ではなく新しい遺伝子を持った蝉の誕生かも知れない。
■松山のくまぜみは早朝から午前11時ころまで鳴いて午後は鳴かないというのが普通のようだが、
それがどうだ、今夕、一匹のくまぜみだけが、午後五時に高らかに、意気揚々と鳴き始めたのである。
これは明らかに新しい挑戦である。偶然ではなく新しい遺伝子を持った蝉の誕生かも知れない。