冬の夜
2021.11.16
ジュウイチ
2021.10.14
波の秋
2021.10.06
ふるさとの 砂を奏でる 波の秋 光彦
■私の故郷の思いでの中で鮮明に残っているのは、あこめ海岸の波内際で寄せてきた波が最後に砂に染み込む時の音である。
■私の故郷の思いでの中で鮮明に残っているのは、あこめ海岸の波内際で寄せてきた波が最後に砂に染み込む時の音である。
サンマ
2021.10.05
走り去る サンマくわえた 白い猫 光彦
■七輪で火をおこしサンマをやいていたところ、突然現れた猫が生焼けのサンマをくわえて走り去っていったのであった。
■七輪で火をおこしサンマをやいていたところ、突然現れた猫が生焼けのサンマをくわえて走り去っていったのであった。
炭焼き窯
2021.10.03
いにしえの 炭焼き窯を 包む苔 光彦
■昭和30年くらいまで家庭燃料の主役だった炭、それを生み出していたのが里山にあった炭焼き窯である。今はその役目を終えてひっそりと藪の中で眠っている。
■昭和30年くらいまで家庭燃料の主役だった炭、それを生み出していたのが里山にあった炭焼き窯である。今はその役目を終えてひっそりと藪の中で眠っている。
タカ柱
2021.10.03
大宇宙に 吸い込まれるや タカ柱 光彦
■タカ柱とは
タカ柱とは、鷹や鷲などの群れが上昇気流にのって上空へと昇っていく群れの様子を言い、多い時は1000羽ぐらいの群れになるという。
■タカ柱とは
タカ柱とは、鷹や鷲などの群れが上昇気流にのって上空へと昇っていく群れの様子を言い、多い時は1000羽ぐらいの群れになるという。
白鶺鴒(ハクセキレイ)
2021.09.27
白鶺鴒 寄り添い消えし 秋の空
■用水路の淵に松山大学の楠の樹が2本そびえて居る、ある日2羽の白鶺鴒が不規則に水路から枝に止まったりもとに戻ったりしていた。それはあたかも恋に夢中かのように見えた。もともと白鶺鴒は単独行動をするのが普通なので今回の様子はそのように思えたのであった。
■用水路の淵に松山大学の楠の樹が2本そびえて居る、ある日2羽の白鶺鴒が不規則に水路から枝に止まったりもとに戻ったりしていた。それはあたかも恋に夢中かのように見えた。もともと白鶺鴒は単独行動をするのが普通なので今回の様子はそのように思えたのであった。
泰山木 (たいさんぼく)
2021.07.06
くちなしの花
2021.06.18
くちなしや 蟻も誘いて 酔わせるか 光彦
■梅雨もそろそろ開けようかという時期に、ひっそりと咲くのがくちなしの白い花である。この花の「甘く切ない香り」は人だけではなく、蟻にも好まれるかのようだ。
■梅雨もそろそろ開けようかという時期に、ひっそりと咲くのがくちなしの白い花である。この花の「甘く切ない香り」は人だけではなく、蟻にも好まれるかのようだ。