若緑
2020.04.25
橘の SL懐かし 若みどり 光彦
JR四国の牟岐線阿波橘駅は無人駅である。プラットフォームの近くには美しい松の芯が青空に向かって伸びていた。70年前に蒸気機関車の見学に行った駅である。
■若緑は松の新芽のこと、晩春の季語である。
JR四国の牟岐線阿波橘駅は無人駅である。プラットフォームの近くには美しい松の芯が青空に向かって伸びていた。70年前に蒸気機関車の見学に行った駅である。
■若緑は松の新芽のこと、晩春の季語である。
蜃気楼(しんきろう、晩春の季語)
2020.04.24
潮かおる 水平線に 蜃気楼 光彦
■瀬戸内海の浜辺に立てば対岸の和歌山の蜃気楼が見えることがあった。
■瀬戸内海の浜辺に立てば対岸の和歌山の蜃気楼が見えることがあった。
春北風(はるきた、と読む)
2020.04.23
風ひかる
2020.04.22
風ひかる大潟湾のウバメガシ 光彦
■春も深まるとウバメガシもいつしか生き生きとした若葉が目立つようになる、よくみると、その葉の一枚一枚に陽光が宿りひかり輝いているのである。
■春も深まるとウバメガシもいつしか生き生きとした若葉が目立つようになる、よくみると、その葉の一枚一枚に陽光が宿りひかり輝いているのである。
キクイタダキ
2020.04.16
花吹雪
2020.04.11
潮うごく 伊島海峡 花吹雪 光彦
■四国最東端の蒲生田岬、その岬と伊島の間には洋々たる潮が流れています。そこに桜の花吹雪が絶え間なく散っているのでした。
■四国最東端の蒲生田岬、その岬と伊島の間には洋々たる潮が流れています。そこに桜の花吹雪が絶え間なく散っているのでした。
春の汐
2020.04.05
貝堀る人の 尻あらふ 春の汐 光彦
■アサリ堀に熱中している人が潮時を忘れていた。すると、不意に滿汐が寄せてきてその尻を濡らしたのである。
■アサリ堀に熱中している人が潮時を忘れていた。すると、不意に滿汐が寄せてきてその尻を濡らしたのである。