海霧(夏の季語:じり、と読む、6月ごろの海上に発生する濃霧のことである)
2020.05.12
船の音 朝海霧(あさじり)の中 遠ざかる       光彦

■早朝、大潟湾は濃霧に覆われていた。タンタンタンと通いなれた漁場へ、ゆっくりと向かう船の音が聞こえた。 
2020.05.12 15:13 | 固定リンク | 新しい季語
風薫る
2020.05.04
足もとの 蟻の速さや 風薫る     光彦

■愛媛大学の中庭のベンチに座った時のことである。
2020.05.04 17:41 | 固定リンク | 新しい季語
五月雨(さみだれ:初夏の季語)
2020.05.03
五月雨や 空気を運ぶ 新幹線       光彦
2020.05.03 12:01 | 固定リンク | 新しい季語
新緑(しんりょく、初夏の季語)
2020.05.01
新緑や 見上げる猫の 眼にすずめ      光彦

■クスノキの新緑が揺れている、小枝の雀は動かない、猫は上る気にもなれず見上げている。
2020.05.01 18:43 | 固定リンク | 新しい季語
初夏(はつなつ:季語)
2020.05.01
初夏や 命溢るる 庭の蘭       光彦

■今日から五月庭ではデンドロビウムが咲き誇っています。

2020.05.01 09:18 | 固定リンク | 新しい季語
南風(みなみかぜ:初夏の季語)
2020.04.30
ひかる波 大潟湾の 南風       光彦 

■今朝がた夢に見た、三本松や、長島を背景とした大潟湾の壮大な光景である。

2020.04.30 14:47 | 固定リンク | 新しい季語
薫風(くんぷう、初夏の季語)
2020.04.29
鈴の音や 最御崎寺の 風薫る       光彦



■最御崎寺(ほつみさきじ)は、高知県室戸市室戸岬町にある真言宗豊山派の寺院。室戸山(むろとざん)、明星院(みょうじょういん)と号す。本尊は虚空蔵菩薩。四国八十八箇所霊場の第二十四番札所であり、土佐で最初の札所である。
2020.04.29 17:38 | 固定リンク | 新しい季語
かしわ餅
2020.04.28
かしわ餅 食えば衵の 松かおる       光彦

■四国等、関西地方の一部では、サルトリイバラの若葉をかしわ餅の葉っぱと呼び、米粉を蒸して作った餅菓子を包み「かしわ餅」と呼んでいる。衵(あこめ)は徳島県阿南市大潟町にある浜辺の名称。

2020.04.28 09:29 | 固定リンク | 新しい季語
梨の花(晩春の季語)
2020.04.25
久々の 津吉の里や 梨の花       光彦


■五月まじかの青空の下、純白の梨の花が輝いています。
2020.04.25 10:06 | 固定リンク | 新しい季語
音の春
2020.03.12
大潟の鉄砲えびの音の春        光彦




2020.03.12 15:30 | 固定リンク | 新しい季語

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