時鳥(ホトトギス:夏の季語、時鳥とも書く)
2020.06.01
ホトトギス 未明の伊予に 戻りけり     光彦

■未明の松山の自宅の枕もとで懐かしい声を聴いた。時鳥である。毎年今頃やってくる。それも深夜から未明にかけての一時である。忙しそうに城山の麓の樹木を移動しながら自分の存在を告げてゆくのである。
2020.06.01 05:19 | 固定リンク | 新しい季語
草苺(くさいちご:夏の季語)
2020.05.30
機関車の 消えた鉄路に 草いちご     光彦



■草苺とは

バラ科の草状の低木。山野に生え、高さ20~60センチ。茎にはまばらにとげがあり、葉は羽状複葉で長い柄がある。春、白い花をつけ、実は熟すと赤くなり、食べられる。わせいちご。なべいちご。

2020.05.30 20:33 | 固定リンク | 新しい季語
郭公(カッコウ:夏の季語)
2020.05.30
郭公や コーヒー準備中 山の朝    光彦

■キャンプの朝の親子の風景、父親がコーヒーを準備していたらカッコウの声が聞こえてきました。
2020.05.30 15:33 | 固定リンク | 新しい季語
川蜻蛉(かわとんぼ:夏の季語)
2020.05.29
せせらぎや 岩で待ち伏せ 川蜻蛉     光彦


2020.05.29 18:10 | 固定リンク | 新しい季語
翡翠(カワセミ:夏の季語)
2020.05.28
翡翠や 突き抜けんとす めがね橋     光彦



翡翠とは

ブッポウソウ目カワセミ科カワセミ属に属する鳥。水辺に生息する小鳥。鮮やかな水色の体と長いくちばしが特徴。ヒスイ、青い宝石、古くはソニドリ(翠鳥)と呼ばれることもある。
2020.05.28 17:10 | 固定リンク | 新しい季語
オオムラサキ
2020.05.28
マスクして オオムラサキに 出会ふ旅      光彦



オオムラサキとは(wikipedia)

オオムラサキ(大紫、Sasakia charonda )は、チョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科に分類されるチョウの1種。日本の国蝶。中国名は「大紫蛺蝶」。

本種は最初に日本で発見され(種の基産地は神奈川県)、属名の Sasakia は佐々木忠次郎に献名された。
2020.05.28 03:56 | 固定リンク | 新しい季語
三光鳥(さんこうちょう:初夏の季語)
2020.05.27
ホイホイホイと 三光鳥 初恋かな       光彦


■三光鳥とは(日本の鳥百科:サントリーによる)
全長45cm(オス)、17.5cm(メス)。小さな冠羽があり、目の周りとくちばしはコバルト色をしています。日本では本州・四国・九州・沖縄に夏鳥として渡来し、平地から低い山のうす暗い林で繁殖します。さえずりが、「ツキ(月)ヒ(日)ホシ(星)ホイホイホイ」と聞くことができるところから、三つの光、三光鳥の名がつきました。うすぐらい森の中で、オスは30cmもの長い尾をひらひらさせて飛ぶ姿は、まるでまぼろしのよう。5月ごろ渡来して日本で繁殖、秋、南方へ渡ります。春に渡ってきたときはすでにオスの尾は長いのですが、秋に渡るとき、長い尾は無くなっています。


2020.05.27 10:46 | 固定リンク | 新しい季語
蜻蛉生る(とんぼうまる):初夏の季語)
2020.05.22
蜻蛉生る 休耕田の 草なびく     光彦

■漁村のほとりにある休耕田のそばに名もない小さな池がある。其処に今年も蜻蛉が生まれた。   
2020.05.22 16:10 | 固定リンク | 新しい季語
走り梅雨(梅雨入り前に梅雨を思わせるような天候となった様相をいう)
2020.05.15
地図にない 小道を行けば 走り梅雨     光彦

■長いこと同じ所に住んでいても、まったく歩いたことがないような道がある。今日はふとそんな道を歩いてみた。
2020.05.15 16:17 | 固定リンク | 新しい季語
滴り(したたり:夏の季語、夏山の岩壁や蘚苔類から滴り落ちる点滴のことをいう)
2020.05.14
滴りを 集め轟く 那智の滝     光彦

■夏山の登山道、炎天下で汗まみれになり、険しい坂をよじ登る、喉はからからだ。そんな時見つけたのが岩壁の割れ目からの「滴り」であった。 
2020.05.14 11:00 | 固定リンク | 新しい季語

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