カイツブリ
2020.02.16
鶯(うぐいす)
2020.02.14
うぐいすや弾むリフトの異邦人 光彦
松山城の観光用リフトの下には並行する坂道がありその周辺の藪ではそろそろ鶯がなきはじめます。
松山城の観光用リフトの下には並行する坂道がありその周辺の藪ではそろそろ鶯がなきはじめます。
ハゼ釣り
2020.02.13
鯊(はぜ)釣りや昔とおなじ無人島 光彦
大潟湾を囲む細長い島が長島という無人島である。戦後しばらくは人が住んでいたのは確かである。
大潟湾を囲む細長い島が長島という無人島である。戦後しばらくは人が住んでいたのは確かである。
椿の蜜を吸う
2020.02.12
蜜吸へばメジロとなりし気分かな 光彦
家の前が大潟湾、そして背後には八釼山があった。私は里海だけでなくその里山でも一人でよく遊んだ。山には春先からヤブツバキの花が咲き誇りかぐわしい匂いを放っていた。いつしかメジロの真似をして蜜を吸ってみたら驚くほど甘美であった。
家の前が大潟湾、そして背後には八釼山があった。私は里海だけでなくその里山でも一人でよく遊んだ。山には春先からヤブツバキの花が咲き誇りかぐわしい匂いを放っていた。いつしかメジロの真似をして蜜を吸ってみたら驚くほど甘美であった。
アサリを掘る
2020.02.12
春近し少年夢中で掘るアサリ 光彦
牡蠣の思い出と並ぶのがアサリ堀である。70年前のザクザクと掘ったあの感触は今でも鮮やかに残っている。懐かしい大潟湾の潮の香りと風景が眼に浮かぶ。
牡蠣の思い出と並ぶのがアサリ堀である。70年前のザクザクと掘ったあの感触は今でも鮮やかに残っている。懐かしい大潟湾の潮の香りと風景が眼に浮かぶ。
牡蠣の匂い
2020.02.12
70年前の牡蠣の匂いぞ懐かしき 光彦
子供のころ春が近づいてくると家の前に干潟が現れるのだった。私は幼少のころから干潟で遊び馴染んでいた。あるとき、防波堤の石垣についていた牡蠣を小石で打ってみたら一瞬美味しそうな匂いが牡蠣から放たれたのであった。その香りは今でも言い表しようがないが、目隠しをして香がされたとしても直ぐに「この匂いは牡蠣だ」と言うだろう。
子供のころ春が近づいてくると家の前に干潟が現れるのだった。私は幼少のころから干潟で遊び馴染んでいた。あるとき、防波堤の石垣についていた牡蠣を小石で打ってみたら一瞬美味しそうな匂いが牡蠣から放たれたのであった。その香りは今でも言い表しようがないが、目隠しをして香がされたとしても直ぐに「この匂いは牡蠣だ」と言うだろう。
鮟鱇(あんこう)
2020.02.11
鮟鱇をくれた婦人は今いずこ 光彦
鮟鱇とは
鮟鱇と言われてパッと思いつくのがチョウチンアンコウの人も多いかと思われるが、日本においては主に食用のアンコウ科のことを言う。日本で食用とされるアンコウ科の種は主にキアンコウ(ホンアンコウ)とアンコウ(クツアンコウ)があるが、前者がメジャー。キアンコウの方が市場ではアンコウと呼ばれることが多く紛らわしいことになっている。チョウチンアンコウ科とアンコウ科は同じアンコウ目に属するものの、かなり異なった生態をしている(共通点もあるが)。鉱物の輝安鉱とは無関係。
比較的深い海底に棲んでおり、底引き網で漁獲される。
見た目はエグいが、美味で栄養価も高い高級魚として知られる。
基本的に冬が旬の季節であることもあって、鍋にして食べるのが有名。
鮟鱇とは
鮟鱇と言われてパッと思いつくのがチョウチンアンコウの人も多いかと思われるが、日本においては主に食用のアンコウ科のことを言う。日本で食用とされるアンコウ科の種は主にキアンコウ(ホンアンコウ)とアンコウ(クツアンコウ)があるが、前者がメジャー。キアンコウの方が市場ではアンコウと呼ばれることが多く紛らわしいことになっている。チョウチンアンコウ科とアンコウ科は同じアンコウ目に属するものの、かなり異なった生態をしている(共通点もあるが)。鉱物の輝安鉱とは無関係。
比較的深い海底に棲んでおり、底引き網で漁獲される。
見た目はエグいが、美味で栄養価も高い高級魚として知られる。
基本的に冬が旬の季節であることもあって、鍋にして食べるのが有名。
アオサ(石蓴)
2020.02.10
アオサは潮の満ち引きのある浅瀬の岩などに付着して繁殖する緑色の薄膜状の海藻である。
したたかにゆらゆら揺れる石蓴(アオサ)かな 光彦
したたかにゆらゆら揺れる石蓴(アオサ)かな 光彦