清和(せいわ:初夏の季語、気候が清らかで温和なこと)
2020.05.05
中庭の すずめ賑わう 清和かな 光彦
■連休で誰もいない大学のキャンパスの風景である。
■連休で誰もいない大学のキャンパスの風景である。
薔薇咲く(初夏の季語)
2020.05.03
秒針の 音を聞いてる 赤い薔薇 光彦
■時間は止まることなく過ぎてゆく、故人の記憶は次第に薄れてゆく・・・
■時間は止まることなく過ぎてゆく、故人の記憶は次第に薄れてゆく・・・
さくらの種(初夏の季語)
2020.05.03
さくらの種 鳥が吐き出す 無人駅 光彦
■鳥は実が完熟するのを見計らってやってくる。果肉を食し中身の種は吐き出していくのである。
■鳥は実が完熟するのを見計らってやってくる。果肉を食し中身の種は吐き出していくのである。
夏立つ(初夏の季語)
2020.05.01
夏立つや 干網匂う 北の脇 光彦
■漁業用の干し網の近くを通ると、強い日差しでその匂いがムッとするくらい強くなっていた。北の脇は漁業が盛んな地域のことである。
■漁業用の干し網の近くを通ると、強い日差しでその匂いがムッとするくらい強くなっていた。北の脇は漁業が盛んな地域のことである。
薄暑(はくしょ:初夏の季語)
2020.05.01
庭の花 首をかしげる 薄暑かな 光彦
■急に暑くなりました。散歩道でも無意識に日陰を歩くようになりました。
■急に暑くなりました。散歩道でも無意識に日陰を歩くようになりました。
新緑(しんりょく、初夏の季語)
2020.05.01
新緑や 見上げる猫の 眼にすずめ 光彦
■クスノキの新緑が揺れている、小枝の雀は動かない、猫は上る気にもなれず見上げている。
■クスノキの新緑が揺れている、小枝の雀は動かない、猫は上る気にもなれず見上げている。
南風(みなみかぜ:初夏の季語)
2020.04.30