さくら貝
2020.03.29
夢はるか 衵の浜の さくら貝       光彦

■故郷には衵(あこめ)という名称の小さな浜辺があります。春の渚は陽光を散りばめてきらきらしていました。ゆるゆると潮が引いてゆくと荒い砂の隙間に「さくら貝」がとり残されているのでした。

2020.03.29 20:40 | 固定リンク | 未分類
春干潟
2020.03.29
潮満ちて チヌのよせ来る 春干潟       光彦

■大潟湾には無数のクロダイ(チヌ)が棲息していました。
2020.03.29 20:25 | 固定リンク | 未分類
桜咲く
2020.03.29
避難所の 八剱山に 咲くさくら       光彦

■故郷の八剱山に子供のころは時々上っては遊んでいました。毎年春になるとでこぼこした坂道の横の桜がみごとに咲いていたのを覚えています。八剱山は今も村に津波が来た時の避難場所に指定されています。
2020.03.29 09:56 | 固定リンク | 未分類
春干潟
2020.03.29
春干潟歩けば温し足の指       光彦

■大潟湾の春干潟を裸足で歩くと外気はまだ寒いのに、干潟の泥は太陽に温められ思いのほか温くなっていました。ふと上空を見ると、八剱山から来た友達の鳶(とんび)が舞っており「ピーヒョロロー」といつものように私に話しかけてくるのでした。
2020.03.29 09:42 | 固定リンク | 未分類
春干潟
2020.03.26
一年生 裸足で入る 春干潟       光彦

■幼児のころまだ長靴はなかったので裸足で干潟に入っていました。案外気持ちよかったと記憶しています。
2020.03.26 12:40 | 固定リンク | 未分類
無人駅の桜
2020.03.24
無人駅 桜に蟻の 列長し       光彦
2020.03.24 13:51 | 固定リンク | 未分類
鶯(うぐいす)
2020.03.24
鶯や 揺れるリフトに 風そよぐ       光彦
2020.03.24 13:39 | 固定リンク | 未分類
花吹雪
2020.03.20
悠然と 山並み下る 花ふぶき      光彦


■過去に桜の名所、吉野を訪れた時の光景です。
2020.03.20 15:38 | 固定リンク | 未分類
春陽(はるひ)
2020.03.19
煌めいて波に溶け込む春陽かな       光彦
2020.03.19 14:08 | 固定リンク | 未分類
春昼(しゅんちゅう)
2020.03.18
春昼や鳥も昼寝の松山城       光彦

■城山の藪の中から、「ホ・・」?と鳥の声らしい声みたいなのが聞こえました。
2020.03.18 18:40 | 固定リンク | 未分類

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